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腰
背骨の中で腰椎(ようつい)は5本あります。それぞれの腰椎の間には椎間板と言われるクッションが存在します。このクッションが潰れて飛び出したものをヘルニアといいます。
まず大事なことは、当院ではこの飛び出したヘルニアの部分に対しては直接何も出来ません。これは整形外科など病院での範囲となります。
左:背骨全体を横から見た図
右:腰椎の横からの図
矢印が椎間板です。それぞれの背骨の間に存在し、クッションの役割をします。
この症状を例えてみると、両手で饅頭を潰した状態だと考えてください。饅頭が椎間板で両手が腰椎だとした時に、中のアンコが潰れて飛び出したのは饅頭が悪いのでしょうか?それとも両手が悪いのでしょうか?もちろん両手が悪いのですが、この時大事なことは饅頭が潰れるには何か力が働いたという事です。そして椎間板自身が本来悪いわけではないということです。
当院では何らかの形で掛かっている椎間板への負担を「なぜ負担がかかっているのか」「なぜこの様な使い方になったのか」を考え、検査して施術を行っています。
そして特に腰椎の動きやズレを中心に施術を行い椎間板への負担を軽減させ、痛みを軽減させています。
椎間板が饅頭と異なる点は椎間板が80%を水分で構成され、そして治る機能を持っている点です。椎間板は正しい圧が加えられ、そして正しく動くことで古くなった水分と新しい水分を交換しています。よってこの正しい動きや必要以上の負担が軽減されれば直接触れることができなくても回復を促すことは十分に可能と考えます。
ヘルニアだからと決めつけず、どこに行っても治らなかったからと諦めず、一度当院にご相談ください。
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